あるべき姿に気づくには他社を見て、他社に見てもらう

私がコーディネーターを
している豊田市の公的機関
とよたイノベーションセンター
にて5ヶ月に渡る研修
製造業リーダー養成講座が
終了しました。
製造業リーダーとして
問題解決の考え方を学び
チームワークの大切さを実体験
出来る実践型の研修として
企画し実行したものです。
アンケート結果も良好で
来年も人気の講座になりそうです。
この研修の受講者の感想で
問題とはあるべき姿と現状の
ギャップであることが
よく分かった
との声がありました。
このあるべき姿というのは
なかなかのクセモノで
自分の会社しか見ていないと
何があるべき姿なのか
当たり前が分からなく
なってしまいます。
異常が当たり前になってしまう
ということです。
この一番の解決策は
他社を見て、他社に見てもらう
ということです。
他社を見ることで
他社では出来ているけど
自社では出来ていないこと
に気づきます。
また、同時に
自社では出来ているけど
他社では出来ていないこと
にも気づきます。
この気づきによって
当たり前の基準が変わり
あるべき姿が見えてきます。
だからこそ
自社内で5S・環境整備活動を
留めてしまうのではなく
職場をショールーム化して
他社を見て
他社に見てもらう
活動がとても有効だと
今日再認識しました。