志に生きた渋沢栄一氏

今日は日本資本主義の父
渋沢栄一氏について。
渋沢栄一氏は
幕末の最後の15代将軍
徳川慶喜に仕え
慶喜からパリ万博に
行くように命じられます。
幕末の時代に
パリに行くというのは
ものすごいことです。
そのパリで渋沢栄一氏は
汽車の線路が
フランス全土に
広がっていることに
大変驚きます。
「なぜこんな巨額の
プロジェクトが
実現できるのか?」
しかも、
それを国ではなく
民間でやっていると。
その仕組みが
株式会社(合本会社)の
仕組みでした。
皆からお金を集めて
会社を設立し
そこで得た利益を
社員さんや株主と分け合う
というその仕組みに
渋沢栄一氏は驚愕します。
そして、
この株式会社の仕組みを
日本に持って帰り
官がうやまわれ
民が虐げられている
官尊民卑の日本社会を
良くしようと考えます。
欧米の文化に学び
日本社会を良くしたいという
渋沢栄一氏の志が
今の豊かな
日本資本主義の
元となっているのですね。
まさに志に生きた人だと思います。