事例2:オンステージとバックステージ~亀田メディカルセンター~ 感動企業通信675号

千葉県の南房総にある病院
亀田メディカルセンター
ここはホテル並み、もしくは
ホテル以上の感動の患者サービスを
行っている感動企業です。

亀田メディカルセンターのモットーは
「Always Say Yes!」
出来ない言い訳をするのではなく
何が自分にできるかを考えよう。

行動指針は
1.患者さまは私たちすべての行動の中心です
2.私たちは常に信頼と尊敬をもって医療に従事します
3.チャレンジ精神をもって常に高い理想への向上心を持ち続けます

この亀田メディカルセンターの
行動指針に沿った取り組みを紹介させていただきます。

事例1:オンステージとバックステージの切り替え

亀田メディカルセンターの
1階のフロアテーマは「海」です。

海をイメージしたフロアの配色や
浜辺にうち寄せる波のようなソファ
上を見上げると4階までの吹き抜けから
太陽の光が降り注ぎます。

2階のフロアテーマは「人間」など
各フロアにテーマを持たせて
アートのような演出をしています。

また、スタッフが通る通路と
患者様が通る通路を分けており

スタッフがバタバタしている
裏の姿を患者様に見せないようにしています。

このような考え方は
ディズニーランドにも似ていますね。

ディズニーランドは
夢の世界のファンタジーランド
19世紀西部開拓時代のウエスタンランド
未来の世界のトゥモローランドなど
エリアごとにコンセプトを持たせ

キャストの裏のバタバタが見えないように
隠し通路が設けられています。

ディズニーランドのワールドバザールを抜けて
左斜め前方に見えるクリスタルパレスレストランは
周りがゲストが歩くことのできる道で囲まれており
物資をゲストに見られずに搬入する経路がありません。

そのため、バックステージから繋がる地下通路があり
その地下通路から物資の搬入出をしているのです。

ディズニーランドでは
ゲストが利用する場所をオンステージ
キャストが働く場所をバックステージと呼び

どこが白鳥の水面上の美しさを演出し
どかが白鳥の水面下のバタ足で進むかを
明確に意識しています。

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