経営者の手帳「会長介入の是非」 感動企業通信982号

坂本光司先生による
「経営者の手帳」(あさ出版)より

【29】
「社長と会長の最大の違いは、
 我慢の度合いである。」

会長が代表取締役会長となっている場合
社長は名前が社長となっているだけで
実際の経営者は会長です。

決定権が会長にあるのため
社長の役割というのは
専務のようなものに
なっていることも多いです。

社長と会長の
「我慢の度合いの違い」というのは

現場への口出しなどを
どれだけ我慢するかのことを言っています。

会長になっても社長と同じように
現場に口出しをしたり
毎日のように出社していたら

トップが二人いるような状態になります。

トップが二人いるというのは
心強いどころか現場に混乱が生じます。

社長が決めて実行したことが
会長によって覆されるなど

現場は会長について行けば良いのか
社長について行けば良いのか
だれの指示を聞けばいいのか分からず
混乱してしまいます。

社員としては社長を応援したいが
決定権は会長にあるので
今までの体質から抜け出せない・・・

そうならないために
会長になったら代表から外れ
会社への口出しは我慢して
社長に任せることが大事ですね。

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