人間関係の問題は人間関係の問題を解決せずに解決せよ　感動企業通信１１７１号

当社が加盟しているデイサービス
コンパスウォーク本部の
リハプライムさんベンチマーク会にて
伺った話をシェアさせて頂きます。

「人間関係の問題は
　人間関係の問題を解決せずに解決せよ」

これの言っている意味
わかるでしょうか？

AさんとBさんの人間関係が
上手くいっていないときに
上司のあなたは

AさんとBさんの人間関係の
問題がどこにあるかを考え
その問題を解決しようと
するのではないでしょうか。

私もそのような場面には
何度も遭遇しているので
この時に上司が頭を悩ます気持ちは
とても良く分かります。

しかし、その２者の
人間関係の問題というのは
解決しようと思っても
なかなか解決できるものではありません。

「人間関係の問題は
　人間関係の問題を解決せずに解決せよ」

この言葉が示すところは
人間関係の問題が何で起こっているのかを
追求してそれを解決しようとするのではなく

人間関係を解決しようとする
アプローチ以外の方法で解決してしまえ
ということです。

「二者対立三者善循環の法則」

２者だと対立してしまいますが
そこに第３者が入ると善循環が
起こり始めるということです。

この第３者というのが
「経営理念」です。

２者が人間関係でバチバチやっていたら

Aさんに対してもっとこうやって言うと良いとか
Bさんに対してこういう気遣いをすると良い

という助言をするのではなく

あなたは経営理念に照らして
どういう行動をしますか？

というように
人間関係の問題を直接的に
解決していこうとするのではなく
経営理念を軸に行動変容を促していくことです。

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