同じチームが同じ時間に休憩をとる 感動企業通信1424号

チームの生産性を高めるために
作業工程を効率化しようと
改善を重ねる事は
非常に重要なことです。

しかし、通常の改善とは違い
作業効率とは関係なさそうな時間を取ることで
意外にも生産性が上がることがあります。

MITのベン・ウェイバー等は
バンク・オブ・アメリカの
コールセンターでスタッフの
生産性についての分析が行われました。

その結果、生産性を高めるのは
勤務スケジュールを調整したり
私語を無くすよう工夫したりするなど
仕事に集中させるというような
方法で高まるのではないことが
分かりました。

生産性が高まるのは

公式な会議でもなければ
デスクのおしゃべりでもない

デスクから離れた場所で
同じチームのスタッフと
昼休みが重なるほんの短い時間に
起こっていると判明しました。

この結果を受けて
バンク・オブ・アメリカは
今までバラバラに取っていた休憩を見直し
同じチームの全員が同じ時間に
1日15分のコーヒー休憩を取れるようにしました。

同じ時間に取るようにしただけなので
休憩時間の総量を変えた訳でもなく
コストは全く掛かっていません。

これにより業績が向上し
退社するスタッフが減ったことで
年間1500万円ドルのコスト削減に
成功したそうです。

同じチームが同じ時間に休憩をとる
今出来ていないのであれば
すぐに行った方が良いですね。

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