「前例がない」を言い訳にしない。あるラジオDJが起こした業界革命 感動企業通信2227号

先日、ジェイムス・ヘイブンスさんの
お話を聞く機会がありました。

愛知県の方なら、説明は不要でしょう。

ZIP-FM77.8で28年間も看板番組を担当し、
愛知のラジオ文化を牽引してきたカリスマです。

そのジェイムスさんが、
ラジオ局の「若返り」という方針で
長年守ってきた番組を降板することになりました。

しかし、ジェイムスさんはそこで諦めず
なんと、自ら新しいラジオ局を立ち上げたのです。

最初は、インターネットラジオからのスタートでした。

しかし、ここには大きな壁がありました。

既存のJASRAC(著作権協会)の規定では、
ネットラジオでは通常のラジオのように
自由に音楽を流す許可が下りなかったのです。

普通なら、
「決まりだから仕方がない」
と諦めそうなものです。

しかし、彼は違いました。
何度も、何度も、JASRACへ足を運び、
粘り強く交渉を重ねたのです。

その結果、ついにインターネットラジオとして
初の「許可」を勝ち取りました。

彼が開いたこの風穴は、
業界に大きな影響を与えました。

この前例ができたことで、
周波数を持てない離島のラジオ局などがこれに続き、
今では4局が同様に開局しているそうです。

一人の執念が、業界のルールを変え、
新しい道を作ってしまったのです。

さらに
「やっぱり本物のラジオ電波を飛ばしたい」

その想いで、今度は総務省へアタックを開始。

電波の周波数取得という、
これまた極めてハードルの高い壁に対し、
何度も何度も申請と交渉を重ねました。

そしてついに、正式なラジオ周波数の
取得まで実現させてしまったのです。

まさに、前代未聞。

「不可能」の連続を「可能」に
変えていく姿そのものでした。

この話を聞いて、私はビジネスにおける
大切なものを再確認させられました。

それは、「執念」です。

新しいことを始めようとすれば、
必ず「壁」が現れます。

「前例がない」
「規則だから」
「無理だ」

と周囲は言うかもしれません。

しかし、そこで止まるのか。

それとも、ジェイムスさんのように
道ができるまでアタックし続けるのか。

その「執念」の差だけが、
結果の差となって現れます。

「できない理由」を探すのは簡単です。

でも、私たちがすべきなのは、
「できる方法」を泥臭く探し、
こじ開けることではないでしょうか。

あのジェイムスの声が、
今も電波に乗って届いているのは、
彼が誰よりも諦めなかったからです。

あなたの事業の前に立ちはだかる壁。
それはもしかしたら、
あなたの「執念」が試されている
だけなのかもしれませんね。

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