「13時打ち合わせ」の落とし穴。全員の生産性を高めるコミュニケーション術 感動企業通信2301号

先日、発達障害者支援センターの方のお話を
伺う機会がありました。

そこで深く気付かされたのは、
「発達障害と呼ばれる特性は、実は
誰しもが持っているものの一部が、
少し極端に表れているだけなのだ」
ということです。

たとえば、こんな例をお話しされていました。

「13時から打ち合わせをしましょう」
と伝えたとき。

ある方は、「この打ち合わせは一体
何時に終わるのだろうか?」ということが
気になって気になって、
仕方がなくなってしまうそうです。

これを聞いて、私はハッとしました。

私たちも同じように、終了時間が
分からない会議にはモヤモヤしますし、
その後の予定が立てられずに
ストレスを感じることがありますよね。

ただ、その感じ方がより強いだけなのです。

支援センターの方が教えてくださった
コミュニケーションの工夫は、
実に実践的でした。

例えば、以下のようなポイントです。

・5W1Hを用いて、具体的に伝えること。

・「まず○○をして、次に○○をして、
 もしこうなったら○○をして…」と、
 口頭だけで長々と指示を出さないこと。

・図や表を使って視覚的に分かりやすくし、
 1ステップずつ丁寧に説明すること。

これは決して、発達障害の方に向けた
「特別な配慮」にとどまりません。

普段の私たちの職場において、
「全員にとって分かりやすい指示」
そのものだと思います。

「言ったはずなのに伝わっていない」

「何度も同じようなミスが頻発する」

経営者やリーダーが抱えるこんな悩みも、
実はこうした「伝え方の工夫」一つで、
大きく改善するのではないでしょうか。

私たちが普段「当たり前」だと思って
省いてしまっている丁寧な説明や図解は、
組織全体の生産性を高め、
誰もが働きやすい環境をつくるための
強力な武器になりますね。

一人ひとりの個性を尊重し、
強みを最大限に活かせる組織こそが、
未来を切り拓く「感動企業」への第一歩です。

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