他人の処方箋 感動企業通信1256号

仕事の事でも家庭の事でも
悩み相談を受けたときに
こんなことをやってしまっていませんか?

医者「今日はどうしました?」

患者「目が見にくくて・・・」

医者「そうですか、私も20代のころから
   目が悪くなってこのメガネにしたら
   すごく良く見えるようになって
   今でもこれ使っていますよ。

   あなたもこのメガネをかけてみなさい。
   かならずよく見えるようになります。」

 と言って患者にメガネを差し出しました。

患者「ん・・・よく見えません」

医者「そんなはずはない、
   もっと私は見えると前向きに
   考えてみなさい。」

この事例は「他人の処方箋」を
処方する医者の話です。

その医者にとっては
そのメガネがとても良く見えるので
患者の悩みを解決しようとして
これは良いものだからとお勧めしています。

Aさんとっては良いものでも
同じような境遇のBさんにとっては
良いものではないかもしれない
ということです。

Aさんに処方された処方箋は
Bさんにとっては他人の処方箋です。

処方箋を処方する前には
必ず「診察・診断」が必要です。

相手の話を聞きながら
自分の成功体験と重ねて
これが解決策だ!と提示するのは
他人の処方箋を処方しているようなものです。

相手の話をしっかりと聞き
相手をしっかりと理解して
その人にとっての処方箋を
考える姿勢が大事ですね。

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