儲かっていると思った商品が実は赤字だった? 感動企業通信486号

昨日、豊田市にて
ものづくり企業向けに
「儲かるための仕事術
 原価計算研修」
を実施しました。

このコロナ禍ではありますが
リアル開催だったにも関わらず
非常に人気で沢山の申込をいただき
何人もお断りをするほどの盛況でした。

うちの商品の原価は
「いったいいくらかかっているのか?」
「そもそもどうやって算出するのか?」

社長や経理担当だけではなく
一人一人が原価計算の知識を持って
働くということは
大変重要なことです。

以前ある企業で
原価計算を行ったところ
こんなことがありました。

社長に自社の中で
販売量の多いAとBの商品について
「この商品儲かっていますかね?」
と聞いてみると

社長は
「A商品は儲かっている」
「B商品は損益トントン」
とのこと。

しかし、
いざ実情に合わせて
実際原価を計算をしてみると

「A商品は実は赤字」
「B商品はとても儲かっている」

ということがありました。

このように
「これは儲かっているだろう」
というのは
「思い入れ」などの補正が入って
「思っていたのと違う」
ということがあります。

このように自社の利益の源泉を
冷静に計算してみることは
非常に大切ですね。