断捨離とは徹底的な整理のこと 感動企業通信530号
ウチ、断捨離しました!
という断捨離の提唱者である
やましたひでこさんが出演して
様々な断捨離したい家庭の
断捨離を手伝っていく番組を
先日観ました。
断捨離というのは
断つ、捨てる、離す
という捨てるという意味の
言葉を3つ組み合わせたものであり
5Sでいう整理をすることです。
整理とは
要るものと要らないものを分け
要らないものを捨てること。
です。
つまり断捨離こそが
5Sの入り口、スタートであり
それを徹底的にやることで
その後の整頓や清掃は
圧倒的にやりやすくなります。
つまり、
整理を徹底的にやることが
すなわち断捨離だと私は感じました。
番組に登場していた
80代女性は家に物を
どんどん溜め込んでいました。
一つのクローゼットに
洋服が100着以上納められていて
バッグや財布も山の様に
積み上げられています。
まだまだ着られる。
もったいない。
全然、捨てることが出来ません。
昔、物がない幼少期を過ごし
母から、物はとにかく捨てるな
もったいない、ということを
口酸っぱく言われてきたため
どうしてももったいなくて
捨てられないという思考に
なってしまっていました。
せっかくやましたさんが
来てくれているのに
全然捨てられない母親を見て
手伝いに来ていた息子との
言い争いが勃発します。
息子
「このままでいいの?
これも捨てるよ!?
いいかげんにして!」
母親
「これもまだ使える。
これはいつか使える。
もったいなくて捨てられない。」
そもそも、
息子は母親のことを
心配して断捨離を依頼したのです。
息子の母を想う気持ちは強く
譲れません。
「荷物が崩れて下敷きになって欲しくない」
「これから体力がおちたら
いよいよ片付けられなくなり
本当に大切なものが埋もれてしまう」
という母を想う一心で
断捨離して欲しいと訴えます。
そしてとうとう
その想いが通じた時
お母さんは涙を流して
息子に感謝をして
ついに捨てる決心をしました。
人には色んな人がいます。
簡単に出来てしまう人もいれば
こだわりがあってやりたくない人もいます。
その人はその人なりの
ものの見方、考え方があり
ただ、「やれ!」
といっても動きません。
相手を想う気持ちに心が動いて
初めて人は行動出来るのですね。