インボイス制度とは? 感動企業通信762号
来年2023年の10月1日から
インボイス制度がスタートします。
皆さんはご理解・ご準備の方は
いかがでしょうか?
このインボイス制度を促進しようと
各補助金で「インボイス枠」などがあり
インボイスを導入すると補助金額や補助率が
有利になるものもあります。
インボイス制度とは
正式名称「適格請求書等保存方式」のことで
取引の正確な消費税額と消費税率を把握するために
請求書や納品書を正しく交付・保存しましょう
という制度です。
インボイス制度では
このような取引の対応が必要になります。
仕入時:消費税の仕入れ額控除を受けるために
売り手から交付されるインボイスを
保存しておくことが必要
販売時:お客様から求められたらインボイスを交付し
自社も写しを保存しておくことが必要
そしてインボイスを発行できるのは
税務署に登録された
「適格請求書発行事業者」でなければ
いけないというものです。
この事業者登録をインボイス制度が
スタートする2023年10月1日に間に合わせるには
今からちょうど1年後の2023年3月31日までに
登録申請書を提出することが必要となっています。
このインボイス制度
売上1千万円超の課税事業者は
早めに登録した方が良いと思います。
一方、
売上1千万円以下の免税事業者で
BtoBの場合は登録した方が良いですが
BtoCの場合は登録を様子見しても
良いかもしれません。
今までお客さんから貰った消費税を
自社の収入のようにして
「消費税納付しなくていいよ」
と免税されていた事業者も
このインボイス制度が始まると
「適格請求書発行事業者」に登録しないと
そもそもお客さんから消費税が
貰えなくなるかもしれません。
ただ、BtoCの場合は
お客さんからインボイス発行を
求められることは無いと思うので
しばらく様子見しても良いのかもしれませんね。
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