経営者の手帳「間違った一生懸命」 感動企業通信965号

坂本光司先生による
「経営者の手帳」(あさ出版)より

【14】
「一生懸命という名のもとに行われる
 間違った言動を認め、
 放置してはならない。」

一生懸命やるということは
非常に良い事であり素晴らしいことですが

間違った方向への
一生懸命というのは
ムダな汗を流すということです。

現場のムダな汗の例で分かりやすいのが
歩行のムダです。

A地点からB地点に物を運ぶとか
○○さんに紙を渡しに行くとか

仕事の中で歩行というのは
沢山発生するものですが

歩行している側からすると
「一生懸命に歩いている」
のですが

その歩行からは価値が生まれません。

初めから近くに置いておけば・・・
紙ではなくLINEすれば・・・

経営者や上司が間違った一生懸命を
部下や現場に促すと
現場にはムダな汗が流れます。

現場にムダな汗が流れないように
経営者や上司は一生懸命に
脳に汗をかいて作戦を練る必要がありますね。

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