M&Aの価格はどうやって決めるのか 感動企業通信1161号

M&Aでは、企業がいくらで取引されるのか?
その価格ってどうやて求めるの?
それは妥当なの?

と思いませんか?

M&Aで企業価値を評価する時は
1つの方法で評価するのではなく

(1)マーケット・アプローチ
(2)インカム・アプローチ
(3)コスト・アプローチ

という3つの方法を組み合わせて
評価を行います。

黄金の卵を産むガチョウを
企業に例えると

ガチョウという資産は
エサという経費を使い
黄金の卵という収入を生み出します。

この「黄金の卵を産むガチョウ」を
上記の3つの方法で評価すると
このようなイメージになります。

(1)マーケット・アプローチとは
市場でいくらの価値がつくか?というものです。
このガチョウを市場に持っていき
いくらで売れるか?という市場での販売価格が
マーケットアプローチです。

(2)インカム・アプローチとは
ガチョウがP円の黄金の卵を
1日1個・5年間産むとして
1個P円×365日×5年=1,825P円
というように将来にわたりどれだけの
収入を見込めるかで算出するのが
インカムアプローチです。

(3)コスト・アプローチ
このガチョウのヒナをいくらで買って
卵が産めるまで育てるためにかかったエサ代が
いくらかかったか?というかかった経費から
算出するのがコストアプローチです。

実際はもっと複雑な項目での計算となりますが
概ね、このような3つの方法を複合して
企業価値というものは算出されます。

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