会社の価値を算定する株価倍率法 感動企業通信1163号
M&Aでは企業価値を求める際
株価倍率法という方法を用いる場合があります。
これは、評価したい企業と
類似の上場企業の株価に
色々な倍率を掛けて価値を求める方法です。
例えば、
上場している類似企業の株式時価総額が
100億円だったとして
その企業の当期利益が10億円だったとします。
株式時価総額100億円÷当期利益10億円=10倍
株価倍率は10倍となります。
株価倍率が10倍だったので
評価したい企業の当期利益を
10倍するとその企業の価値が算定できます。
建設業の工務店を例に計算してみると
類似企業として上場企業の
安江工務店の株式時価総額は13.5億円
当期純利益は1.36億円でした。
(上場企業なので簡単に調べられます)
計算すると株価倍率は
株式時価総額13.5億円÷当期利益1.36億円=9.92倍
評価したい企業の当期純利益が
2,000万円だったとすると
2,000万円×9.9倍=1.98億円
この企業の株の価値は
株主資本価値1.98億円となります。
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