論語読みの論語知らず　感動企業通信１２６６号

読論語、有読了全然無事者。

論語読みの論語知らず。

論語を読んで内容を理解しても
それが実行出来ていなければ
何にも意味がありません。

「長所に着目しましょう」という
事例で例えると

【レベル０】
「人の短所に着目している人」

論語にも人の短所ではなく
長所に着目して伸ばしなさいという
ことが書かれています。

そもそもそれを知らずに
短所に着目している人は
単に「論語知らず」でレベル０ですね。

【レベル１】
「人の長所に着目した方が良いと知っているが
　人の短所の指摘ばかりしている人」

これが「論語読みの論語知らず。」です。

知っていても実行しておらず

「普段から褒めましょう」
「美点を凝視しましょうね」
「長所伸展が大事です」

という教えがあった時も
「おれ、それは知ってるから大丈夫だ」
と言って、

知っているので大丈夫と
実践に移さず片づけてしまうのは
本当に残念なことです。

「知っているけど
　おれもまだまだ出来ていないな
　もっとがんばろう」

こうやって考えて行動に移す事こそが
超重要なことだと考えます。

【レベル３】
「人の長所に着目した方が良いと知っており
　人の長所を褒めて伸ばしている人」

これは大変素晴らしいことです。
「知行合一」（ちこうごういつ）

知っていることとやっていることが一致しています。

レベル３にはなかなか
到達できるものでは無いので
レベル３を目指し続ける
謙虚な姿勢が大切ですね。

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