モチベーションが上がった理由　感動企業通信１２９５号

ミシガン大学にはコールセンターがあります。

このコールセンターの職員の仕事は
卒業生に電話をかけて
大学に対しての寄付を募ることです。

この寄付によって
奨学金、イベント、備品などが賄われています。

寄付を断られる確率は93％で
日々同じことの繰り返しで
中々成果も上がらない状況でした。

そんな大学のコールセンター職員に
あることをしたらモチベーションが上がり
電話をかける時間は142％に増え
週当たり寄付額が172％まで増加したそうです。

日々同じ仕事の繰り返し
会ったこともない卒業生に電話をしては
寄付をお願いする仕事

皆さんならどんなモチベーションアップを考えますか？

寄付成功につきインセンティブを設けますか？
それも一つの手かもしれませんが

給与や休みなどの外発的動機づけではなく
内発的動機づけにつながる
次のような施策を行ったことで
大きな成果を得られたそうです。

行ったのは

「寄付により奨学金を貰った学生の
　感謝の手紙を職員にシェア」

「奨学金を受け取った学生たちを
　コールセンターに招待して話を聞いた」

どちらも寄付による奨学金によって
「こんな学生生活を送れている」という喜びの声です。

コールセンターの職員たちは
何のために仕事をしているのか？
に気づけたからこそモチベーションが
上がったのですね。

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