労働環境・条件が生産性を高める? 感動企業通信1316号

室内で同じ作業をする
AグループとBグループがあります。

生産性の向上を目指して
各グループメンバーと話をして

Aグループの部屋は
以前より照明を明るくしました

Bグループの部屋は
従来のままの照明にしておきました

どちらのグループが
生産性が高まったでしょうか?

これは1924年から8年間行われた
ホーソン実験というものです。

研究者たちは照明を明るくすることで
作業効率が上がると考えました。

すると実際に照明を明るくした
Aグループの作業効率はアップしましたが

なんと、照明を変えていない
Bグループの作業効率も同様にアップしていました。

研究者は予想外の結果に驚いて

賃金、休憩時間、軽食

など様々な環境や条件を変えて
実験を繰り返しましたが

労働環境や労働条件と
生産性の相関関係を見つけることが
出来ませんでした。

その代わり
実験のためにグループメンバーと
話をしてメンバーが

「私の仕事は注目されている」と思うと

作業のミスが減り
生産性が上がることが分かりました。

労働環境や条件を工夫するのも
もちろん大事ですが

対話による人間関係づくりにより
「私の仕事は注目されている」
という状態にすることが
もっと大事だということですね。

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