主観か憶測か事実か 感動企業通信1341号

部下から話を聞くとき
このようなことを言われたとします。

「○○さんは本当にダメです。
 仕事が遅くて頼りになりません。」

このようなことを言われると

○○さんが問題なのか
○○さんを何とかしないと

というように○○さんが
一番問題なんだと判断して
しまいそうになります。

しかし○○さんに話を聞いてみると
また違う意見を言うかもしれません。

このように誰かが言ったことを
その都度、信じていると
何が事実なのか分からなくなってきます。

その人の憶測が入っていたり
主観が入っていたりすることを理解し
事実を深堀りしていかないといけません。

そのための質問は

「それはなぜですか?」

と聞くことです。

「それはなぜですか?」
「なぜそう思ったのですか?」
「それは誰が言ったのですか?」
「それはあなたの意見ですか?」
「その原因はなんだと思いますか?」

このように
「それはなぜですか?」を
繰り返して相手が即答でなくなるくらいまで
深堀質問していきます。

相手がう~んと悩んで真剣に考え出すと
本質的な課題が見えてきます。

トヨタのなぜなぜ分析
5回のなぜを会話の中でやるとよいですね。

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