議論による局面最善手 感動企業通信1349号

将棋の藤井聡太七冠(21歳)が
史上初の八冠を達成しました。

将棋というのはその局面における
局面最善手を考えて
指していくものです。

将棋では自分一人で考えなければいけませんが
幸いなことに会社や組織では

その局面における最善手を
皆の意見を聞き、衆知を集めて
決めていくことが出来ます。

つまり会議というのは
リーダーが一人で考えた最善手を
皆に指示するという場ではなく

議論による局面最善手を
考えて意思決定していく場です。

良くない会議では

リーダー
「売上アップのために
 ○○するので皆協力して下さい」

メンバーA
(それやっても上手くいかないよ・・・)

メンバーB
(時間もないし無理だろうな・・・)

メンバーC
(もっと○○すれば良いのにな・・・)

これは会議ではないので
わざわざ会議という名目で
集まる必要はありません。

そして皆思っていることがあっても
言えない環境になってしまっています。

良い会議というのは

リーダー
「売上アップのために
 ○○しようと考えていますが
 皆どう思いますか?」

メンバーA
「○○するのであれば
 加えて○○もしておくことで
 より効果が出ると思います」

メンバーB
「○○についてはDさんが
 以前経験しているので
 過去の資料を貰ってきますね」

メンバーC
「その期日までにやるのであれば
 今進めている△△を今週は止めて
 今週いっぱい○○に注力した方が良いと思います」

このように議論によって衆知を集め
局面最善手を決めていく会議こそが
良い会議です。

リーダーが
人の意見を聞かなかったり
自分の意見ばかり押し進めることのないよう
良い会議づくりをしていきましょう。

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