甘ったれた組織　感動企業通信１３７６号

「チームが甘ったれている」
「チームに危機感が無い」
「チームメンバーがサボっている」

というように士気の低いチームは
もしかしたら

アメリカの核ミサイル発射チームの
ようになっているかもしれません。

アメリカの核ミサイル発射チームは
もともと１９４０年代に発足した
７５０人ほどが所属している組織で
２０００年代にはいると
様々な問題が起こっていました。

核ミサイルの積み込みミス
核ミサイルを監督の無いまま一時放置
警備中に携帯ゲームをしている者がいた

など

あまりに酷い組織で
「隊が腐敗している」と言われていました。

そこで２０１３年に
「組織を立て直さなければならない」
ということで

「上官の悪口を言う者
　われわれが導入しようとしている
　新方針に不平を言う者がいたら、
　すぐに私に報告すること。
　厳しい処罰が待っているだろう」

という通達を上官が行いましたが
一向に問題は無くならなかったそうです。

これには大きく２つの理由があります。

１「未来が無い」

チームが発足した時は
アメリカの国防を握るチームであったが
冷戦も終わりミッションを失い
出世の可能性もゼロの組織で
同じことの繰り返しばかりしている。

２「完璧でなければ無能」

どんな小さなミスも許されず
ミスをすると大統領の命令に
違反したかのような扱いをされ
無能のレッテルを貼られる。

正しくやるのが当たり前で
どんな素晴らしい仕事も褒められず
失敗すれば厳しい罰を受ける。

いかがでしょうか？

誰もが罰に怯えており
誰かがミスをするとさらに厳しい
規律や検査が設けられて
ワクワクする未来もない。

ミサイル発射チームの
逆の組織を目指したいものですね。

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