大切にしていることを何度も口に出す 感動企業通信1413号
部署や課などのチームにおいて
新しい技術・スキルを学ぶとき
その学習スピードが速いチームと
遅いチームというのがあります。
その差はなんだと思いますか?
1998年 ハーバード大学の
エイミー・エドモンドらが
学習の速さに関する実験を行いました。
新しい心臓手術の方法を
チームで学ぶというもので
16チームが集められ
全く同じ3日間の訓練を受けた後
それぞれの病院に戻り
実際に手術を行ってどのチームが
一番速く技術を習得するかを見ました。
当初の本命はチェルシーという
大都市圏にある一流の大学病院で
チームリーダーがこの心臓手術の
開発にも携わった全国的な名医が
率いるチームであった。
しかし、実験の結果
その正反対ともいえる
マウンテン・メディカル・センターという
田舎の小さな病院で
大学病院でもなく、
リーダーも若くこの心臓手術も
未経験の医師が率いるチームが
素晴らしい成績を残しました。
20回手術を行った時点で
マウンテンメディカルのチームは
チェルシーよりも1時間も早く
手術を終えられるようになっていました。
何が2つのチームの違いを生んだのでしょうか?
それは次のような要素でした。
「私たちはこの仕事を大切にしている」
「私たちはこのメンバーを大切にしている」
「メンバー全員で知識を共有することが大切」
「患者さんが元気になるのが嬉しい、誇らしい」
「他のメンバーからの指摘に耳を傾ける」
このようなメッセージを
1度ではなく何でもメンバーに
伝え続けていました。
仕事の大切さ
メンバーを大切にしている
という当たり前のことを
何度も口に出して伝えることが
大事だと良く分かりますね。
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