黒字なのにお金がない原因 感動企業通信1983号

決算で利益が出ているのに
なんでこんなに運転資金が苦しんだろう・・・
というように
黒字なのに現金が無くて苦しい
というのは良くある悩みです。
「黒字なのにお金がない」
このよくある原因を書き出してみました。
(1)売掛金(未回収)ばかりで
現金が入ってきていない
請求書を発行して売掛金となると
決算書上は売上となります。
そのため、売上であるにも関わらず
実際には現金が増えておらず
利益が出ているのに現金がない
ということになります。
(2)在庫ばかり増えて、
現金が減っている
商品を仕入れると在庫になりますが
この在庫は販売して初めて経費になります。
在庫を持っているというのは
そのまま現金が在庫に変わった
という状態になっていうということです。
(3)借入金の返済(元本)は、
利益と関係なくお金が出ていく
借入金を返済するには現金が必要ですが
借入金を返済してもそれは経費にはなりません。
そのため、利益があっても
その利益で残ったお金は返済に
充てているとなると
現金が残らない感覚になります。
(4)設備投資や店舗改装で一時的に多額の支出があった
このような投資は現金が一括で
ドカンと減りますが決算書上では
減価償却によって数年かけて経費に
していくことになります。
(5)利益が出ても税金の支払いがのしかかる
利益が残ってもその後に
法人税、消費税、住民税などの
様々な税金の支払いが発生します。
利益が残っても現金が残らないのは
このような支払いによる原因もありますね。
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