会社の成長を止める「社長のクセ」 感動企業通信2012号

先日、ある会社の社長とお話しする機会がありました。
「2月までに○○をやるつもりなんだ」
そのときの社長は、強い意志と希望を持って、
これからの展望を語ってくれていました。
「素晴らしいですね、応援しています」
そうお伝えして、私も楽しみにしていました。
ところが、数ヶ月後。
再びお会いして近況をうかがうと、
返ってきたのはこの言葉。
「いや〜、まだできてないんだよね。
やりたいとは思ってるんだけど、
いろいろあってさ」
私はその言葉を聞いて、こう思いました。
「ああ、これは“やる気の問題”ではないな」と。
やる気はある。やる意味も理解している。
社員の前では「やる」と言っていたし、
未来も見えていた。
なのに、なぜか動けていない。
このような状態、
実は多くの社長に共通する
“クセ”だと感じます。
成長を止めるクセ。
それは「決めたことを実行しない」こと。
経営者は頭の中で
次々にやるべきことが浮かびます。
それ自体はとても良いことですが、
問題は「実行の精度」。
「今は忙しいから」
「もう少しタイミングを見てから」
「ちゃんとやるなら、万全の体制を整えてから」
こうして、いつの間にか
“動かない理由”を探し始めてしまう。
結果、社長の頭の中だけで止まってしまい、
会社のスピードも鈍っていきます。
やる気や熱意だけでは、継続はできません。
大事なのはやることを忘れない
仕組みを活用すること。
毎週進捗を確認する場を設ける
誰と一緒に取り組むかを決めておく
社員にも明言して“言ったからにはやる”状態をつくる
こうした“やるしかない仕組み”を先に作っておけば、
途中で立ち止まってしまうリスクはぐっと減ります。
未来を変えるのは、
「今、動けるかどうか」ですね。
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