トヨタ自動車決算!自動車部品メーカー取り組むべきこと 感動企業通信2110号

先日発表されたトヨタ自動車の
2026年3月期第1四半期決算では、
営業利益が前年同期比約10%減となりました。
その最大要因はやはり、、
米国の追加関税
(通期で約1.4兆円のマイナス見込み)
となりました。
販売台数は国内外とも
ほぼ維持されており、
国内生産計画も据え置きです。
ということで
国内の自動車部品メーカーへの影響は
どうなるでしょうか?
生産への数量的なショックは
当面小さい一方で、
利益を守るための原価低減要求が
強まる可能性が高まってくると考えられます。
特に、北米事業の赤字転落は深刻で、
トヨタは中期的に
「海外生産比率の引き上げ」
「現地部品調達シフト」
を進めるはずです。
これにより、
国内から北米向けに
輸出している部品メーカーは、
中長期的に需要減のリスクがあります。
国内の自動車部品メーカーは
今後このような取り組みが求められます。
今から取り掛かりましょう!
(1)得意技術の再定義と差別化
EV・大型一体成形部品・軽量化部品など、
今後需要が伸びる分野で強みを作る。
(2)現地調達網との連携強化
北米やアジアなど、現地生産拠点との
直接取引・現地合弁なども視野に。
(3)原価改善と短納期対応力の強化
生産効率の改善、デジタル化、試作期間短縮など、
コストとスピード両面で優位性を確保。
今回の決算は、
数字だけ見ると「まだ大丈夫」に見えますが、
裏側では中小サプライヤーの事業環境に
じわじわ効いてくる構造変化が始まっています。
「気づいた時には遅かった…」とならないよう、
今こそ変化への投資を進めましょう。
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