外注先が次々と廃業、中小製造業が生き残るための一手 感動企業通信2181号

先日、ある自動車部品メーカーの
中小企業を訪問しました。

金属部品の加工を行っており、
一部の工程を外注加工に出しています。

ところが、その外注加工を
請け負っているのは、
個人事業や小規模な町工場が多く、

近年その取引先が後継者不在で
次々に廃業していると言います。

「このままでは自社の製品を
 作ることができなくなる」

そうした強い危機感をお持ちでした。

そこで、外注先に任せていた工程を
自社で加工するため製造機械導入を検討されており、
私は補助金の活用を提案しました。

製造業の現場では、
外注依存のリスクが年々高まっています。

特に地方では、高齢の職人が多く、
技術があっても後継者がいない。

結果として、発注先が突然
「もうできません」となり、
製品供給がストップしてしまう。

これは多くの企業で共通の課題です。

だからこそ、今回の企業のように
「自社でできる仕組みをつくる」
という判断は非常に重要です。

外注コスト削減だけでなく、
リードタイム短縮・品質の安定・ノウハウ蓄積など、
内製化には多くのメリットがあります。

一方で、設備導入には
まとまった資金が必要になります。

その初期投資を軽減するために、
補助金を活用することで、
国の支援を受けながら生産力を強化することが可能です。

今回の企業でも、
「是非それを活用したい!」と喜んでいただき、
補助金申請の準備を進めることになりました。

このようなケースは、
今後ますます増えていくと思われます。

今回のように、
外注依存の構造を見直し、
自社の生産基盤を整えることは、
まさに未来への投資です。

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