「叱る」と「伝える」は全く違う 感動企業通信2187号

今日はリーダーシップ研修の
現場などでよく話題になる

「叱る」と「伝える」の
違いについてお話しします。

リーダーの中には、
「相手のためを思って叱っている」

「厳しく言わなければ変わらない」

という方が少なくありません。

しかし実際には、
叱っているつもりが
怒っているだけになってしまっている
ケースも多いです。

「叱る」と「伝える」の最大の違いは、
目的が自分にあるか、相手にあるか。

つまり、「自分の感情をぶつけてスッキリする」のか、
「相手に気づきを与えて成長してもらう」のか。

例えば、部下がミスをした時に
「なんでこんなこともできないんだ!」
と叱るのは感情です。

一方で
「どうすれば次に同じミスを防げると思う?」
と伝えるのは成長支援です。

叱ることの目的が「怒る」になってしまうと、
相手は委縮し、行動が止まります。

しかし「伝える」ことで
目的が「育てる」に変わると、

相手は考え、次の行動を起こせるようになります。

伝える時のポイントは3つです。
1 感情をいったん切り離す
2 相手の立場で「なぜ」を一緒に考える
3 行動の改善点を具体的に伝える

この3つを意識するだけで、
相手の受け取り方も、
チームの雰囲気も驚くほど変わります。

叱ることは、リーダーの責任です。

しかし、その叱り方ひとつで
組織は育つこともあれば、
萎縮することもあります。

リーダーに求められるのは
「感情を伝える力」ではなく、
「想いを伝える力」。

「叱る」から「伝える」へ。
伝え方を変えるだけで、
チームの未来は大きく変わります。

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