生成AIの「Gemini」を使って、
当社の公式キャラクターを作ってみました。

以前から、会社の想いを体現するような
アイコンが欲しいなと思っていたのですが、
ふと思い立ってAIに指示を出してみたのです。

私のリクエストはこうです。

まず、コーポレートカラーである
「紺色」をベースに、
差し色で「ゴールド」を入れること。

そして、私が経営において
最も大切にしている
渋沢栄一の『論語と算盤』、
つまり「あり方」と「やり方」の
両立を表現すること。

具体的には、
片手に「あり方」の象徴である
「金色のハート」を

もう片手には
「やり方（経済）」の象徴である
「金色の算盤」を
持たせてほしいと伝えました。

モチーフは、私が寅年生まれということもあり、
力強さを表現したかったので
「青色のトラ」にしました。

そうして、生成されたのが、
「エモトラくん」です。

実際はなんか気持ち悪いな～
というようなキャラクターが
何度も何度も出来たので
リトライを繰り返しました。

これまでなら、
こうしたキャラクターを作るには
プロのデザイナーさんに依頼し、
打ち合わせを重ね、
ラフ画を確認し……と、
完成までに数週間はかかっていたはずです。

それが、チャットでイメージを伝えるだけで、
あっという間に形になってしまう。

「デザイナーの仕事も、
AIに依頼できてしまう時代が来たな」と、
肌で感じました。

もちろん、細かな微調整や
ブランディングに関わる深い部分は
人の手が及ぶ領域かもしれません。

しかし、頭の中にあるイメージを
「とりあえず形にする」
という点において、
AIのスピードとクオリティは圧倒的です。

「論語と算盤」を掲げる
エモトラくんのように、

私たちもAIという新しい
「算盤（道具）」を使いこなしながら、
その中心にある「ハート（想い）」を
形にしていかなければなりませんね。

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