「結論は何だろう?」「話長いな」と感じるのは普通の事!? 感動企業通信817号
人の話を聴く「傾聴」ですが
皆さん行っていますか?
ビジョンクリエイトコーチ協会の
加藤みどりさんに「傾聴」について
お話を伺いました。
人が話す能力は
1分間に150文字程度
であるのに対して
人が話を聞く能力は
1分間に600文字程度
だということです。
つまり、
1対1で話をしているとき
話している側は150字のスピードで
頑張って話をしていても
聴いている側は600文字の能力に対して
150文字の話を聞いているので
450文字分の余裕があります。
そのため、聴いている側は
聴いているようで
他のことを考えていたり
聴いているようで
よそ見をしたりします。
「早く話終わってくれないかなぁ」
「結論は何なんだろうなぁ」
と考えてしまうのは
聞く能力に余裕があるからであり
ある意味普通だという事ですね。
ただ、
他の事を考えたり
よそ見をして聞いてしまうと
「聞いてくれていない」
「分かってくれていない」と
相手は感じるのだと思います。
「聞く」と「聴く」
2つの「きく」がありますが
「聴く」というのは
漢字をよく見ると「耳」だけではなく、
「目」と「心」でもきくという
「聞く」よりも深いものだと分かります。
「傾聴」というのは
この450文字の余った能力も
目を傾け、心を傾けて
相手の話を「聴く」ことですね。
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