見えない専門家を評価する 感動企業通信1428号
皆さんの会社では
どのような社員さんを
高く評価しますか?
あるIT企業では
仕事内容の全てをタスク化し
タスクを完了した数によって
ボーナスが決められていました。
会社としては
タスクに取り組んでいない時間は
全てムダと考えていた訳です。
そのため社員は
同僚と会話をするたびに
ボーナスが1ドル、また1ドルと
目減りして行きます。
この企業において社員の
行動をデータ化して分析したところ
ある4人の中心的な人物のうちの
誰かと交流した社員は
タスクの完了時間が66%も
短くなっていました。
この4人は上司などではなく
他の社員と同じ肩書の社員であり、
「見えない専門家」でした。
この4人の見えない専門家が
何をしていたか?というと
自分の知識やアイデアを
誰かの役に立てるために
大部分をほかの人との会話に
費やしていたことが分かりました。
そのため自分のタスクを完了させる
時間を削っており個人の業績は平凡で
業績としては埋もれていました。
会社や上司はこのような
他の社員の業績向上を支えている
「見えない専門家」を見つけて
評価してあげる必要があります。
社員さんを集めて
この中で組織に貢献してくれている人は?
というようなことを話し合い
見えない専門家をあぶり出して
評価してあげると良いですね。
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