松下電器全員解雇事件 感動企業通信1523号

現在のパナソニック
創業当時の松下電器で
「全員解雇」という事件がありました。

工場の古参の職人が
各地で起こっている労働争議をマネて
ストライキを起こそうと
首謀しました。

首謀者は
「賃上げ要求をするんやから、
 あしたはストや。
 みんな工場を休め」

と工場の職人たちに伝えました。

しかし、新米だった
後藤清一氏だけは

「わしは休まへん」
「賃上げ要求して、
 聞いてくれんからと言うて
 ストをするんやったら話はわかる。
 そやけど、先にストをしといて、
 後から要求するのはおかしいやないか。
 道に外れとるのとちがうか」

と言って首謀者である
古参の職人に反発して

翌日、1人だけ出勤したそうです。

すると松下幸之助氏は
後藤清一氏と同じような趣旨の事を言い

「そんな者とは、
 将来苦楽を共にできん、
 一人も要らん!」

とストライキに参加した者を
全員解雇しました。

この行動は

「不義には断固として妥協しない」

という松下幸之助氏の考えであり
この考え方がその後の発展の
大きな柱になったと後藤氏は言っています。

そして、そこから工場の雰囲気が
非常に良くなったそうです。

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