松下幸之助の感謝の伝え方　感動企業通信１７５５号

元松下電器（現Panasonic）の社員の
印象的なエピソードをご紹介します。

『毎年、松下幸之助さんが
　工場を訪れると、私たちは
　講堂で待機しています。

　お付きの者に大きなカゴを持たせ、
　その中に入っている
　小さなチョコレートを手にとります。

　そして、

「ご苦労さん、頑張ってや」

　と一人ひとりの手のひらに
　チョコレートを渡しながら
　言葉をかけるのです。

　この小さな労いが、
　言葉だけでは伝えきれないほどの
　励みとなり、

「また1年、頑張ろう」

と不思議と思うんですよ』

この話から、
リーダーから直接感謝を示すことが
いかに大切かがわかります。

「ありがとう」という言葉は、
漢字で「有難う」と書きますが、
これは「有り難い」という意味で、
「当たり前」の対義語です。

まずはトップから感謝を
示していきたいものです。

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