受講者の“なるほど顔”を引き出すには? 感動企業通信2016号

先日、当社で講師を担当してくださる方と
研修テキストを一緒にチェックしていました。

その中に、ある演習問題があったのですが、
内容としてはとても深く、重要なテーマでした。

ただ、私が見ていて感じたのは—

「これはちょっと受講者には難しすぎるかもしれない」

ということでした。

そこで、もう少しイメージしやすいように、
例え話を追加したり、質問の順番を変えたりして、
演習の内容を調整してもらうことにしました。

そのやりとりをしながら、

研修を何年もやっていると、
“これはつまずくだろうな”
という感覚が磨かれてくるな

と思いました。

研修の内容そのものがいくら素晴らしくても、

受講者にとって
“難しい・わかりにくい”と感じられてしまえば、
効果は半減してしまいます。

だからこそ、講師側が持っておくべき視点は、
「自分が教えたいこと」ではなく、
「相手が理解しやすい形になっているか?」ということ。

難しい言葉は使っていないか

例え話や図でイメージできるようになっているか

このような“受講者の立場”でのチェックがあるだけで、
研修は一気に伝わるものになります。

どれだけ準備をしても、
相手に“伝わって”いなければ意味がありません。

「伝えた」ではなく「伝わった」が大事ですね。

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