「宝くじに当たれば幸せ?」研究が示す意外な答え 感動企業通信2137号

皆さんは、どうなったら
「幸せだ」と思いますか?

多くの人は「お金さえあれば」
「宝くじに当たれば」と考えがちです。

ですが、実際にはそう単純では
ないことを示す有名な研究があります。

1978年、マサチューセッツ大学の
フィリップ・ブリックマンらの
「お金と幸福」に関する調査です。

対象は3つのグループ

・宝くじの高額当選者
・事故で半身不随などの被害者
・一般の人々

この3つのグループに幸福度について
調査を行ったところ

宝くじに当たった人は
当選直後こそ幸福度が高いのですが、

1年後には一般の人と
ほとんど変わらなくなっていたのです。

むしろ、大金を得たことで
日常の小さな楽しみ
(コーヒーを飲む、友人と話すなど)を
感じにくくなる傾向が見られました。

一方、事故被害者は
直後は幸福度が大幅に低下しますが、

1年後には徐々に回復し、
一般人と近いレベルに戻ることが分かりました。

この現象は
「快楽順応」と呼ばれます。

人は良いことにも悪いことにも
慣れる存在であり、
幸福は長続きしにくいのです。

例えば、私も高校の時目が悪くなって
メガネをかけるとなったら
一生目が悪いのか・・・と
絶望するような悲しさがありましたが
今は何とも思いません。

つまり、
「宝くじに当たれば一生幸せ」
というのは幻想にすぎません。

この研究が教えてくれるのは、
幸福はお金や出来事よりも、
日常の心の持ち方や生き方に
左右されるということです。

実際に、幸福度を高める上で重要とされるのは

・良好な人間関係
・健康
・意味ある活動(仕事や趣味)

お金は確かに必要ですが、
それ以上に「誰と過ごすか」
「どう生きるか」が人生の質を
決めていくということですね。

宝くじよりも、
日常を大切にできる人こそ、
本当に幸せな人なのかもしれませんね。

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