問題解決は欲張らないこと?問題解決成功のカギ 感動企業通信2153号

製造業でQCサークルの
研修をさせていただきました。

その中で、参加者の皆さんに
特に喜んでいただいたのが
「重点思考」という考え方です。

QCサークル活動では、
現場にある様々な問題点を
改善テーマとして扱います。

しかし、問題は一つや二つではありません。

「不良が出る」
「作業にムダがある」
「品質検査に時間がかかる」など、
挙げ始めればキリがないものです。

そこで重要なのが
「どれか一つに絞る」
という重点思考です。

あれもこれもではなく、
「これだけ解決する!」
と決めて取り組むことで、
具体的な成果が出やすくなるのです。

研修の中で出たテーマに
「刃欠けを撲滅し手直し時間を削減する」
というものがありました。

どちらも現場にとっては大切な課題ですが、
2つを同時に追いかけると
中途半端になりがちです。

私は「まずは刃欠けの撲滅に絞って
進めてみましょう」とお伝えしました。

問題解決の基本は、欲張らないことです。

重要度と効果を見極め、
一点突破で改善に取り組む。
それが結果的に大きな成果につながります。

皆さんの会社でも
「問題が多すぎて、
どこから手をつけていいか分からない」
と感じることはありませんか?

そんな時こそ、
この「重点思考」を思い出してみてください。

選んだ一つを確実に改善できれば、
それが連鎖して他の問題解決にも広がっていきます。

ぜひ、現場改善の取り組みに
活かしていただければと思います。

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