「カフェだけでは儲からない」ビジネス成功の発想 感動企業通信2189号

先日、カフェの開業を計画されている方の
事業計画についてご相談を受けました。
とてもお洒落で、
内装やメニューのアイデアも
素晴らしかったのですが、
内容を見ていくと
「カフェ単体では利益を確保するのが難しい」
構造になっていました。
飲食店はFLコストと呼ばれる
食材費と人件費が経費の多くを占めます。
このカフェも原価率も30%程度。
そのため、集客が安定しないと
黒字を出すのが容易ではありません。
その方は前職、外車のディーラーで
車の販売を行っていた営業マンでした。
私はそこで、
「車の買い取りや販売など、
 関連性の高い収益源を組み合わせたモデル」
にすることを提案しました。
例えば、
「車好きが集まるカフェ」
「愛車を眺めながらコーヒーを飲める空間」などで
カフェの枠を超えたファンづくりができます。
これには目から鱗という感じで
思いつきもしなかったということを
言っていただきました。
そうだと思います。
起業する時にはこれをやろう!と思って
視野が狭くなっていることがあります。
なかなか自分では客観的に
考えることが出来ないものです。
「戦略の誤りは戦術で補うことはできない」
軍事学者クラウゼヴィッツの言葉です。
創業期・起業期においては
「戦略の誤りは情熱で補うことはできない」
by 小笠原拓哉
これは私の独自の考えです。
どれだけ創業期に情熱を持って取り組んでも
成長性の無い戦略に情熱を注ぐというのは
たんぽぽに向かって
ひまわりになれ!と
水と肥料を熱心にあげるようなものです。
最初からひまわりの種を植えた上で
情熱を燃やすことが大事なのです。
たんぽぽに向かって
ひまわりになれ!と
躍起になっていないかは
見たらわかるのです。
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