言えば言うほど部下が動かなくなる?コーチングで育てる 感動企業通信2206号

今日は「仕事の任せ方」についての
お話をしたいと思います。
経営者やリーダーをしていると、
どうしても完璧に仕上げたいという
気持ちが出てきますよね。
しかし、この「完璧主義」が、
無意識のうちに人を育てなくしてしまうことがあります。
仕事を任せていても、
細かいところまで気になって
「ここが違う」「これはこう直して」
と、つい口を出してしまう。
するとどうなるか?
最初は真面目に受け止めてくれていたスタッフも、
だんだんとこう思うようになります。
「どうせやっても何か言われる」
「なら、言われるまで待とう」
こうして指示待ち人間が誕生してしまいます。
これは本人が悪いのではなく、
細かく指示しすぎる環境が
そうさせてしまうのです。
特に、自分自身が現場経験豊富な人ほど、
その分だけ基準も高く、気付きも細かいので、
どうしても言い過ぎてしまう傾向があります。
もちろん、品質を守るために最低限の指導は必要。
ただ、「言えば育つ」わけではありません。
むしろ
「言わないことで育つ」
ことの方が圧倒的に多いはずです。
ティーチングよりコーチングですね。
「こうしなさい」ではなく、
「どうしたらもっと良くなると思う?」
「なんでそう考えたの?」
と、答えを与えるのではなく、
気づきを促し、
相手の中から答えを引き出す関わり方です。
人は、自分で考えた答えの方が
圧倒的に行動しやすい。
そして、自分の頭で考え始めた瞬間から、
成長が加速します。
任せるとは、やらせるのではありません。
育てる時間をつくるということ。
あなたの会社の「任せ方」は、
人が育つ任せ方になっていますか?
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