「売れば売るほど赤字」の恐怖。御社のNo.1商品は本当に稼いでいますか? 感動企業通信2222号

先日、「原価計算講座」を開催しました。

「この製品、1個いくらで売っていますか?」

これは皆さん、すぐに答えることができます。
見積書や請求書を見れば誰でも分かる数字だからです。

「では、この製品、1個作るのに
 いくらかかっていますか?」

材料費くらいはパッと出るかもしれません。

しかし、本当の原価はそれだけではありません。

その1個を作るために、

・機械は何分動いたのか?
・人が何分加工に関わったのか?
・段取り替えにどれだけ時間を要したか?

これらを把握し、
製品1個単位に落とし込めている会社は、
実は驚くほど少ないのが現実です。

特に、量産を行っている製造業では、
工場全体での「総額」の数字は見ていても、
「製品ごとの収支」が見えにくくなりがちです。

「これは売れ筋だ!どんどん作れ!」

と号令をかけて増産していた主力製品が、
実は詳細に計算してみると
「作れば作るほど赤字になる製品」だった……。

逆に、あまり目立たなかった地味な製品が、
実は機械の稼働時間が短く、
手間もかからず、
会社に一番利益を残してくれる
「孝行息子」だった……。

蓋を開けてみると、そんな衝撃の事実が
判明することが多々あります。

「感覚」で儲かっていると思い込むのと、
「事実」として利益が出ているのとは、
天と地ほどの差があります。

機械の時間、人の時間、
これらを泥臭く計測し、算出する。

面倒に思えるかもしれませんが、
これを行って初めて、
「値上げ交渉をするべきか」
「工程改善をするべきか」
「撤退するべきか」という、
正しい経営判断ができるようになります。

一番売れている製品が
1個あたり「いくら」利益が出ているか?

もし、「うっ・・・」と思ったら
一度、原価の「見える化」に
取り組むタイミングかもしれません。

正確な現状把握こそが、利益体質への第一歩です。

製造業の原価計算による
「利益の見える化」にご興味がある方は、
ぜひ私にご相談ください。

貴社の「本当の利益」を
探し出すサポートをいたします。

————————————–
感動企業通信のLINEバージョンはこちらのURLから登録することが出来ます。

https://lin.ee/LLn6BxV

メールではなくLINEで読みたいという方は是非ご登録ください。

————————————–

↓メルマガご登録はこちらから
https://48auto.biz/okmc/registp/entryform2.htmカテゴリーブログ