目標を立てて、毎月追う。シンプルだけど一番難しい「管理職のOS」の入れ方 感動企業通信2241号

先日、ある製造業の企業様と
今度担当させていただく
「社員研修」の打ち合わせを行いました。

対象となるのは、
新しくリーダーになったばかりの
若手管理職の皆さんです。

現場の第一線で活躍し、
その実力が認められて昇格した
期待の星たちです。

しかし、研修内容を詰めるために
現状を詳しくヒアリングしていくと、
彼らが直面している
「ある共通の課題」が浮き彫りになりました。

それは、
「目標を立てて、PDCAを回すことができていない」
という点です。

製造業の現場出身の方は、
決められたことを正確に実行する「Do(実行)」の能力は
極めて高いものがあります。

しかし、管理職に求められるのは、
自ら「Plan(計画・目標)」を立て、
定期的に「Check(検証)」し、
次なる「Act(改善)」へ繋げることです。

多くの新任リーダーが、
日々の忙しさに追われ、
このサイクルが止まってしまっている。

また、そもそも目標を立てられていないというのが、
今回見えてきた一番の課題でした。

名プレイヤーだった人が、
必ずしも最初から名マネージャーであるとは限りません。
使う筋肉が違うからです。

そこで今回の研修では、
単にPDCAの理論を教えるのではなく、
「目標を立てて、それを毎月追いかける」
という習慣そのものを、
彼らの中にインストールすることを目的に設計しました。

「今月はどうだったか?」
「目標とのズレはなぜ起きたか?」
「来月はどう修正するか?」

これを毎月、息をするように行えるようになること。
それができて初めて、
彼らは「作業者」から「管理者」へと進化します。

この「毎月数字を追う習慣」さえ身につけば、
あとは彼らの持ち前の現場力が
さらに活きてくるはずです。

あなたの会社の若手リーダーたちは、
PDCAを「知っている」状態ですか?
それとも「回せている」状態ですか?

この習慣の差が、
数年後の組織の強さを決定づけます。

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