全員「やり直し」リーダー会議で私が目標案を突き返した理由 感動企業通信2242号

先日、ある顧問先にて
各部門のリーダーを集めた会議がありました。
テーマは「来年の目標設定」。
皆さんには事前に、
「状態目標(成果)」と「行動目標(アクション)」を
考えてきてもらっていたのですが……
結論から言うと、
「全員、再考してください」
と、その場で突き返すことになりました。
特に「状態目標」の詰めが甘かったからです。
例えば、あるリーダーの目標に
「安全な職場をつくる」
というものがありました。
一見、良い目標に見えます。
しかし、私はこう問いました。
「どうなったら、安全な状態になったと言えるのですか?」
これが曖昧なままでは、
年末に振り返った時、
達成したのかどうかが分かりません。
これでは目標ではなく、ただのスローガンです。
良い状態目標とは、結果が明確であり、
「達成できたかどうかが、マルかバツで評価できるもの」
でなければなりません。
「安全な職場をつくる」ではなく、
「1年間、無災害を達成する」
「安全優良事業所として〇〇から表彰される」
これなら、誰が見ても
達成できたかどうかが一目瞭然(マルかバツか)です。
皆さんが一生懸命考えてきてくれたことは分かります。
しかし、ここで私が妥協して
「まあ、いいでしょう」と通してしまえば、
結局、彼らが目標を達成できなくなってしまいます。
「目標は具体的でなければ、達成できない」
来年、皆で成果を出して笑うためには、
入り口での厳しさこそが愛だと考えています。
あなたの会社の目標は、
年末に「マルかバツか」を即答できる
具体的なものになっていますか?
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