日本でいちばん大切にしたい会社に学ぶ「やらまいか精神」
日本でいちばん大切にしたい会社を
受賞している浜松のバネ製造業
沢根スプリングさんの
見学を本日させて頂きました。
沢根スプリングさんは
もともと自動車部品の
バネを製造していましたが
このままではいけないという
危機感から
1社集中の売上構造を変革し
今は1,000社を超える取引先を持ち
多様なバネのニーズに対応しています。
今、なんとかいっているから
大丈夫だろうという考えは
全くありません。
トヨタ自動車が製造業から
サービス業に変革しようとしている
この状況を当たり前に考えると
自動車部品依存から
脱却する必要があることは明確です。
その危機感を持った上で
自社の独自商品を開発し
ニッチな業界でNo.1になることが
生き残るためには必要だと
ひしひしと感じました。
沢根スプリングさんの場合は
そのニッチなニーズを捉えるために
1,000社を超える多様な顧客と取引し
国内海外問わず展示会に参加して
自社の技術がどのように活かせるかを
常に考え、挑戦し続けています。
沢根社長が仰っていた言葉の中で
印象に残っている言葉の一つが
「やらまいかの精神」です。
これは本田宗一郎氏に
通じる精神です。
悩んで止まっていては
事は進まない。
まずやってみる。
やってみてから
辞めるか
続けるか
改良するかを
判断する。
この挑戦心が非常に
大切だと感じました。