自ら考える人が育つ本質とは?

吉田松陰先生の
松下村塾からは

久坂玄瑞・高杉晋作・伊藤博文
木戸孝允・山県有朋 など

歴史に名を残した偉人が
多く誕生しています。

武士も農民も分け隔てなく
誰でも学べる環境でした。

一方、由緒正しき武士のみを集め
教育を行っていた明倫館からは
松下村塾ほど歴史に名を残す
人物は誕生しませんでした。

では、
その明倫館と松下村塾は
何が大きく違ったのでしょうか?

明倫館は講師が学問を教える
ということを重視していましたが

松下村塾では孔子や孟子といった
古典から本質的なことを学び

それを今の時代に活かすなら
「あなただったらどうするか?」

という自分だったら・・・と
置き換えて考え
皆で討議することを
重視していました。

この違いにより
「考えること」が出来る
優秀な人物が育ったそうです。

これが教育の本質なのだと思います。