坂本光司先生による
「経営者の手帳」（あさ出版）より

【５７】
「異常を基準にすると、
　正常があたかも異常に見える。
　異常が長く続くと、
　異常があたかも正常に見える。」

コロナ禍という異常事態を基準にすると
コロナ前に普通だったことが異常に見えます。

コロナ前の打ち合わせと言えば
対面が当たり前でした。

しかし、
対面の方が良いところもあれば
オンラインの打ち合わせの方が
良いところもあると
コロナになって分かりました。

また、別の例では
整理整頓が全くできていない会社で
長く働いていると
それが当たり前になって

異常があたかも正常のように
見えるようになってしまい

整理整頓が出来ていなくても
当たり前なので何も問題ない
という社風が定着してしまいます。

経営者やリーダーは
理想状態や目指すビジョンの状態が
正常と捉えて

会社の異常な所に気づき
ここが異常です！
正常な状態を目指しましょう！と
と旗を振ることが大事ですね。

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