新商品開発は発想から 感動企業通信1033号
会社の軸となるような
新商品を考える時
自社の技術や能力で何が出来るか?
という視点で考える事が
多いのではないかと思います。
つまり
技術:こういう技術があるので
こういうものが作れるのではないか?
↓
素材:こういう材料を使うと良いのではないか?
↓
発想:こういうお客さんに売れるのではないか?
というように
技術を起点に新商品を検討するというのが
一般的なプロセスのような気がします。
刺繍メーカーの笠盛さんは
今まで下請け仕事での刺繍の仕事を
中心に行って来た企業ですが
独自のブランド
000(トリプル・オゥ)を開発し
新しい事業の柱となっています。
http://www.kasamori.co.jp/triple-0/
笠盛さんの場合は
このプロセスが全く逆で
発想:こんなの見たことがない!
一度見たら手放せない!
という商品アイデアを考え
↓
素材:その商品を実現するには
どの素材を使えばいいか?
↓
技術:その商品を実現するには
どいう技術で加工すればよいか?
というようなプロセスで
開発をされたそうです。
手元にある技術や素材から
商品を発想しようとすると
改善レベルにとどまり大ヒット商品が生まれない。
世間様から
「こんなの見たことがない!」
「一度見たら手放せない!」
という発想からスタートすることが
ヒット商品を生み出しました。
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