新入社員が学ぶべき仕事の哲学 感動企業通信1154号

今日は支援先の企業で
新入社員向け研修がありました。

皆さんが新入社員だったころ
先輩社員や上司から言われて
心に残った言葉や
仕事の哲学になったような言葉はありますか?

私が上司から言われ
その後の仕事の哲学になった
言葉があります。

私は自動車シート部品の
設計をしていたのですが

最初の方は設計と言っても
図面のミスの修正などばかりでした。

形状を自分で考えるというより
ここが間違っているから少し直して
というような軽微な修正が
多かったように思います。

しかし、
ある時部品を一から
どういう形が良いか自分で考えて
設計しないといけないという
場面がやってきました。

その時、
私は上司の意見を聞いて
それを形にして見ようと考え

「どういう形にした良いですか?」

と上司に質問しました。

すると上司からこう言われました。

「設計に正解は無い。
 上司の私も正解が分かるわけではない。
 まずは小笠原君がどういう形が良いか考えて
 それを持ってきて。」

これを言われた時
「テストには答えがある」という
学生の思考から

社会人の正解は無い世界に来た
ということに気づかされました。

仕事のやり方を教えてもらう事だけでなく
あり方である仕事の哲学を教えてもらうと
それはその人の軸として
深く刻まれ続けるのだと感じますね。

だからこそ新入社員の時に
とにかく金を稼げと教わるのか
お客様を大切にしようと教わるのか

良い仕事の哲学を新入社員のうちから
身に付けることが出来たら強いですね。

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