批判や非難をしない 感動企業通信1235号

カーネギー「人を動かす」
三大原則のうちの1つ目が
「批判や非難をしない」です。

会社でものすごく残業が多い社員がいて

「他の人に業務を振って
 残業を減らしてください」

と何度言っても残業が減らない
ということはありませんか?

一向に残業が減らないので
「そんなんじゃダメだぞ」
「何をしてるんだ、何で出来ないんだ」と

批判や非難をしても
問題は解決しません。

これが大原則の
「批判や非難をしない」です。

ダメなところをダメだと批判して
直そうとしていくのではなく

なぜ残業をしてしまうのか?
と相手の立場になって
考えようとすることが大事です。

「私は上司の立場として
○○さんが沢山残業していることで
家庭に迷惑をかけていないか心配なんです。
残業が多くなってしまう理由を
教えてもらえないかな?」

というように聞いてみると

「会社も人件費が大変でしょうから
 私が土日も出て何とかやれば
 仕事をなんとかこなすことができます。」

といういように考えていたようです。

「そんな風に考えていたのか」と
相手の考えを理解したうえで
お願いをしてみます。

「人件費は会社としては大変だけど
○○さんが沢山残業をして体を壊したり
家族から反対されて仕事を続けられなく
なってしまう方が大変です。
残業が減らせるように▲▲さんに
一部の業務を渡してもらいたいんだけど
引継ぎしてもらえるかな?」

相手の言い分を聞かずに
「残業減らせ」というのではなく
相手の言い分を聞いて
そんな風に考えていたんだ、と

相手を理解した上で
こちらのお願いをしてみる

これが三大原則のうちの1つ目
「批判や非難をしない」です。

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