美点凝視 感動企業通信1559号

英語が苦手で数学が得意な生徒がいる場合、

家庭教師の先生に教えてもらうとしたら、
英語に一点集中して教えてもらいますか?

それとも、得意な数学を教えてもらいながら
英語も教えてもらいますか?

私自身が中学生の頃、
英語が苦手で数学が得意だった経験から言えば、

得意な数学を教えてもらいながら
成績が上がっていく感覚を掴みながら、
英語も克服していくことが
とても良かったと感じます。

英語だけに焦点を当てて
教えてもらっていたら、
英語の成績は少しは良くなったと思いますが、

トータルで見れば、
数学で成長を感じながら
英語も克服していく方が
大きな成長ができたと感じます。

また、別の例として、
音痴の人がいる場合を考えます。

音痴を直そうとしてズレている音に
焦点を当てて治そうとしても、
直せないそうです。

音痴を直すには、
正しい音を身に付けて
それを繰り返すことが有効だと言われています。

相手の良いところを見ることは、
その見るところ自体を伸ばす効果があるとされます。

人の欠点を見つけるのは簡単ですが、
欠点に焦点を当てていると
欠点が広がるかもしれません。

一長一短であり、弱みの反対は強みです。

美点凝視で良いところを見つめ、
それを伸ばしていくことが実は一番効果的です。

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