「わが社の成長が日本の成長になる」という強い使命感を持つ 感動企業通信807号
映画「海賊と呼ばれた男」は
出光興産の出光佐三氏を
モデルにした物語ですが
映画の中にこのような
シーンがあります。
敗戦後、石油が輸入できなくなった日本で
地下タンクの底に石油があるので
それを回収するようにという
仕事を社員の東雲(しののめ)は与えられました。
東雲はじめ現地に行った社員は
多くが戦争からの生き残って帰ってきた
元日本兵でした。
いざ現地を確認してみると
雨水や土砂が混ざり
強烈なにおいを放つ
ヘドロのような油であり
こんなの無理だ!と言って
諦めて帰ろうとします。
しかし、
次の日「無理です」と伝えるために
社長(店主)に電話した東雲は
社長の話を聞いて心が動き
他の社員の皆にこのように伝えます。
「今朝、店主と話した。
続けてくれとのことだ。
ここをキチンと更地にしないと
日本に石油が入ってこんのだ。
・・・
わかったよ、俺一人でやるよ。
俺は店主の言ったことはやり遂げたいんだよ。
この下にあるのは石油だ。
俺たちは今、石油の仕事しているんだ。
それに、ここには弾も飛んでこねえし
飯も食える。」
なぜ、こんな仕事絶対やれないと
思った東雲の心が
動いたのでしょうか?
それは店主の
「おれたちがやらないと
日本に石油が入ってこない。
おれたちがやらないと
日本を復興できない」
という強い使命感を
感じたからだと思います。
辛い仕事でも
給料が安かったとしても
使命感のある仕事というのは
やりがいがあるものだと思います。
わが社の成長が日本の成長になる。
わが社が成長しないと日本の成長がとまる。
というような強い使命感を
1社1社が持つことというのは
超重要なことですね。
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