解釈の角度で変わる 多方面から見てみよう 感動企業通信557号
今回はエモーサルのエモ員
マドゥーがお送りさせて頂きます。
(エモーサルでは事務担当者をエモ員と呼んでいます)
20代後半、俳句と落語を嗜んでおりました。
今回は俳句に関してのお話。
会社の人に誘われて月に一度
句会に参加しておりました。
10人弱のこぢんまりとした句会です。
正式なやり方かどうかは分かりませんが
私たちがやっていたのは以下の方法。
①お題を決めて一人三句作り
句会までに幹事に送る
②幹事は作者を伏せて
送られてきた句の一覧表を作る
③句会で一人三句気に入った句を選ぶ
(自分が作った句は選ばない)
④一番多く票を集めた句の作者が一席となる
句会までは歳時記片手に
俳句のことで頭がいっぱい。
何かいい句にならないかと
常に周囲を鋭い目で見ていました。
句会は仕事後に集まり
食べ飲みしながらワイワイと楽しく
批評していました。
その批評の時間が一番面白く
ああ、その句はそんな意味があったのか、
自分が作った句はそんなつもりではなかったけれど
そういう見方もあるのかと新しい発見があり
毎回いい刺激を受けていました。
「ぱっとしない句も
読み手によって光が当たる」
と師匠がよくおっしゃっていました。
同じものでも見方を変えることで
傑作にも駄作にもなる、
どう受け取るかでそれが
全然違った意味を持つものになるのです。
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