石坂産業が魅力的な理由「人を変えた」 感動企業通信1148号

埼玉県にある産業廃棄物処理施設
石坂産業株式会社に見学に行ってきました。

出てけ!と非難された産業廃棄物処理施設
石坂産業株式会社が地域に愛され
全世界から年間6万人が見学に来る
魅力的な会社になった1つ目の理由は

「人を変えた」 です。

2000年頃の会社の内部では
タバコを吸って皆で
”たむろ”するような状態で

地域の人から良く思われて
いなかったようです。

そしてあいさつしてと言っても
あいさつすらもしてくれない状態。

石坂典子社長は
毎日ヘルメットをかぶって現場に行き
社員の人たちに声を掛けたそうです。

足を組んで重機を使っている人
ヘルメットのひもをつけてない人
ガムを噛んでいる人

そういう人達を見つけては
それはやめてくださいと言い続けました。

そして良い会社にしようと
ISOをマニュアル化して社員に
これがうちのポリシーだと伝え続けました。

中には、
ヘルメットを投げつけて
おれは日給月給もらって働いているんだ!
そんなことやってられるか!と
反発したベテラン社員もいたそうです。

そういうことを続けていると
付いて行けない社員がどんどん辞めていき
半年間で4割の社員が退職したそうです。

これが「人を変えた」です。

会社の理念が浸透していない
ベテラン社員が残っていることで
会社の成長が阻害されます。

一方、
会社が大切にしたいことを明確にし
それを伝え続ける事で
理念に共感する若者が多く入社し

当時平均年齢55歳だったのが
現在は従業員200名、平均年齢39歳
女性が30%、管理職の50%が女性
という女性と若手が活躍する会社に
なっています。

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